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3/3(木)おはなしウーフ・かぼちゃん号

2022年3月3日 15時27分

 今日は、5・6年教室でおはなしウーフの読み聞かせがありました。

 3冊の本が紹介され、5・6年生の希望で、「二番目の悪者」をいう物語を読んでいただきました。

 

 この物語は、立派な金のたてがみをもつライオンが、親切で周りの動物たちから評判のよい銀のたてがみのライオンに嫉妬して、悪い噂を流すというお話です。

 悪い噂は、いつの間にかいろいろな動物を通して広がっていき、本当のことのように伝わってしまいます。

 いつの間にか、親切で評判のよかった銀のライオンは、悪いライオンとして見られるようになってしまいました。

 動物の国の王様を決めるときに、動物たちは、仲間から推薦された銀のライオンを選ばず、自分から立候補した金のライオンを選びます。

 王様になった金のライオンは好き勝手に命令を出すようになり、周りの動物たちは困り果て、なぜ銀のライオンを選ばなかったのかと後悔します。

 しかし、

 「話を聞いたので、他の動物にも伝えないといけないと思った。」

 「本当かどうか分からなかったけれど、誰かが言っていたので自分も話した。」

 など、確かめもせずに聞いた話を次々と周りに伝えていたのは周りの動物たちなのです。

 この物語のタイトル、「二番目の悪者」とは誰のことだったのでしょうか。

 5・6年生にとって、深く考えさせられるお話でした。

 

 卒業する6年生にとっては、今日が最後の読み聞かせとなりました。

 これまで、たくさんのお話を聞かせていただきありがとうございました。

 最後に児童からお礼の手紙を渡しました。

 

 

 今日は、かぼちゃん号も来校していました。

 読書に親しむ、よい一日となりました。