市教職員研修会
2021年10月26日 17時46分本日、東谷小学校を会場に、「東温市教職員研修会」を開催いたしました。
感染拡大防止のため来場者を制限しての実施となりましたが、市内各校から1名ずつの先生方に御参加いただきました。
公開授業は、3・4年生の国語です。
複式の授業で、3年生は「すがたをかえる大豆」
4年生は「食べ物のひみつを教えます」です。
3年生は、「すがたをかえる大豆」の読み取りを通して、分かりやすい説明の仕方を学習しました。
その学習を生かして、それぞれの児童が本で調べた食べ物について例を挙げながら文章にまとめ、「食べ物へん身まきもの」を作成してきました。
本時は、「食べ物へん身まきもの」の文章を書く学習でした。
4年生は、「世界にほこる和紙」を通して要約の仕方を学習しました。
その後、それぞれの児童が選んだ伝統工芸品に関する資料を要約し、「伝統工芸リーフレット」を作成してきました。
本時は、資料からキーワードを見付け出し、要約文を考えていく学習でした。
複式の授業は、1名の教師が2学年の学習を同時に進行するため、常に教師が付いて学習したり様子を見守ったりすることができません。
そのため、教師が主導する「直接指導」と、児童自身が学習を進める「間接指導」を組み合わせて授業を行います。
東谷小学校では、この「直接指導」と「間接指導」を効果的に組み合わせる方法を研究してきました。
本日の公開授業は、「間接指導」時にリーダーが学習を進める「リーダー学習」や児童同士が関わり合う場面が見られ、研究の成果が現れた内容でした。
3年生も4年生も、素直に一生懸命学習に取り組みました。
授業後は、御来校いただいた先生方に本日の授業について様々な御意見をいただき、大変有意義な研修会となりました。