2/2(木)盲導犬キャラバン

2023年2月2日 12時52分

 島根県にある日本盲導犬協会島根あさひ訓練センターより、盲導犬PR犬の「アクア」と職員の方が来校され、全校児童を対象に授業をしていただきました。

 始めに、職員の方から、目が見えないことについて話をしていただきました。

 目をつむったり、手で覆ったり、指の隙間から周りを見たりすることで、子どもたちは見えにくさを体感しました。

 目の見えない方はどのように学習しているのか、安全に歩くためにはどのような方法があのるか、そして、盲導犬が目の見えない方をどのように手助けしているのかを教えていただきました。

 盲導犬は、曲がり角や段差があるとそこで止まって盲導犬ユーザーに知らせたり、障害物を避けて盲導犬ユーザーを安全に誘導したりするよう訓練されています。

 アクアが実演しながら見せてくれました。

 その様子を見て、子どもたちはとても感心していました。

 最後に、職員の方から二つのお願いがありました。

 一つは、困っている人がいたら、声を掛けることです。目の見えない方にとって、周りの人から声を掛けてもらえることはとても助かることだそうです。

 もう一つは、盲導犬ユーザーや盲導犬に出会ったら、何もしないことです。

 ユーザーと盲導犬が安全に歩けるよう、盲導犬に触ったり、のぞき込んだりしないことが一番の手助けになるそうです。

 今日の学習で、目の見えない方や盲導犬への理解を深めることができました。

 お越しいただいた、あさひ訓練センターの職員の方と盲導犬PR犬のアクア、お世話いただいた東温市社会福祉協議会の皆様、ありがとうございました。