道徳科の授業の様子【3・4年生】

2022年9月16日 10時25分

 3、4年生の、道徳科の授業を紹介します。

 9月14日(水)の道徳科では、「同じ仲間だから」という読み物資料を基に学習しました。

 この資料は、運動の苦手な友達がいるために、学級対抗の競技で負けることが多いクラスのお話です。

 運動会に向けた「台風の目」という競技の練習で、その友達がいるグループが遅れたため、負けてしまいました。

 ある日、その友達が指先をけがしてしまいます。

 それを見た別の友達が、本人ができると言っているにも関わらず、「休んだほうがいいんじゃないか。」と声を掛けます。

 その言葉を聞いたこの話の主人公は、「競技で勝ちたい」気持ちと「休ませるのはいけない」と思う気持ちの間で揺れ動きます。

 

 資料を読んだ後、3・4年生の子どもたちは、揺れ動く主人公の気持ちを考えました。

 勝ちたい気持ちと休ませるのはいけないという気持ちの両方に共感しながら、どうすべきなのかを真剣に考えました。

 そして、「つながりタイム(話合い活動)」で、それぞれの考えを伝え合いました。

 伝え合う中で、自分の考えを強くしたり、気持ちが変容したりした様子が見られました。

 授業を通して、「仲間とは」「友達を大切にするためにはどのようにすればよいのか」ということについて、考えを深めることができました。